第二工場には

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よく聞かれますが第二工場で何してるの?というお問い合わせです。

基本的には本社の製造とは全く違う動きをしておりまして。

2020年の6月より稼働しておりますがありがたい話で第二工場だけで独立採算で運営できており、組立やら性能テストやら溶接・ロウ付けやら忙しく動いておりますが、その中の一つとしてクライオスタットのメンテナンス作業があります。

メンテナンスってそんなにあるの!?とも言われちゃいますが、大学の先生方や研究機関向けで今まで納品されていたクライオスタットは日本国内に数多く存在します。中には1000時間動かしていた~16年くらいノーメンテ、という様々な使い方をされている皆様でして。

物理的なピストンがあるわけでもありませんので比較的壊れにくいのではありますが絶対零度(ゼロk)~300kと温度差がどうしても激しい環境な為にメンテナンスしてあげないと今までは4kだった温度が10kになってしまった、やヒーターの取り合い間違えてクライオスタットを黒焦げにしちゃったぜ、とそれはもう様々な事案が発生しております。

そして実際クライオスタットのメンテナンスってどこに頼めばいいの!?と相成るのですが基本的にはご購入されたメーカー様へ、となるのが王道です。

しかしながらもそれだけ長く使用されていると業界も変革しておりましてメーカー様が無かったり、当時の○○が生産中止になくなったり、なんやかんやで対応できなかったりとなかなかにお困りの御客様がいらっしゃるようで。

そんな中で「はいはーい!」元気いっぱい手を上げるのがこのテラダでございます。

まぁ、新規製作のクライオスタットをお受けしておりますのでメンテナンスができない、なんてさすがに言えませんが、そんな中でもプロフェッショナルが揃っています。

クライオスタットって使い方が千差万別でして、「これ」という形がありません。

なので設計者がどういう意図で線を引いたかわからない為になかなか当事者以外では受けにくい、という事案が多く発生します。

ですが弊社には熟練の設計・製造・サービスエンジニアリングを揃えておりまして。きっと御客様に喜んで頂ける体制を整えております。

実際のところ新規のクライオスタットも順調に御注文頂いてはおりますが、その裏でメンテナンスも多くの御依頼頂戴しております。

先日も京都大学内でメンテナンスを行っておりましたが、その研究室にあるあのクライオスタットも、そのクライオスタットも、そういえばあの会社さんも困ってるって言ってたよ。という御声が現地でも確認できたと担当者から聞きました。

例年11月~3月くらいの間に先生や学生様が論文を書かれる為によくクライオスタットを動かされるようで「さぁ動かすぞ」といったときに動かないこともよくあるみたいでして。そんな時、是非テラダまでご連絡頂ければ何かしらの対応ができるのではないかと心待ちにしております。

株式会社テラダはクライオスタットの設計・製造・販売・メンテナンスを自社で完結できる日本でトップクラスのクライオスタットメーカーです。