なにわの名工受賞

先日、大阪府のなんちゃらかんちゃらで「なにわの名工」なる賞を受賞致しました。

大阪府知事から表彰状を頂ける、という話でしたが万博の兼ね合いで松井知事さんは不在だったので副知事さんを筆頭に2018年の記念式典が大阪市中央公会堂にて執り行われました。

初めての中央公会堂でしたがなかなかの豪華絢爛な建物に終始テンションがあがり楽しい式典となりました。

 

 

18歳の高校3年の冬から機械加工に従事し早20数年。

旋盤工として大阪府より認めれらた、というのは町工場で毎日苦しんできた私と致しましてもとっても励みになるきっかけとなりました。

と、言ってもこの賞は私一人で貰えるような簡単なものではなく、今まで育てて頂いた両親はもちろん師匠方、はたまたお客さんの皆様から御指導頂いた事により、又社員の皆様の協力等々が無ければ絶対に辿り着けなかった景色だと痛感しております。

この賞の中にもあるのですが後輩育成、という点にも趣を置いておりまして。

今ではウチの旋盤のエースでもあるイケメン旋盤工君はもちろん、汎用旋盤を任している24歳だけど昭和な旋盤工君。アドレナリンジャンキーことタンガロイマイスターの称号を持っている工具のエキスパートな吉岡君と若手の社員の皆様に支えられていると改めて感じました。感謝しかないです。

生きている限りプレイヤーとして職人人生を全うしたいと心から思いますのでこれからも精進して日本の加工屋をけん引できますよう血反吐を吐きながら邁進したいと思う毎日です。

最近はね、とある大手のメーカ様の試作にはイケメン旋盤工君に全て任せてるんですよ。お客さんからの信頼も凄くて仕事もイケメンとか神様って平等じゃないんですよね。

汎用旋盤でアリ溝たっくさんある馬鹿でかいワークも昭和の旋盤工君に何も言わず御任せしています。今、アリ溝入れれなくなった加工屋さん多いんですよね。汎用旋盤だとめっちゃ簡単なのに。そういった汎用旋盤の達人になれる素質十分あると思います。

吉岡君に至っては入社して半年程度ですが前職が工具屋さんだったということもあり知識は私なんか足元にも及ばず、教え伝えることなんて皆無で。しいていうならマカオでブラックジャック教えたくらいですかね、本当凄い。できたらCADCAM習得してマシニングのエキスパート、いや加工のエキスパートになってほしいのは内緒の話です。

後輩の育成。

と、言うとなんだか偉そうに聞こえます。

でも自分が持っている技術は全部伝えたい。

教えるなんて決していえませんが、何かしら感じ取ってくれたら、この先の日本のものづくりの火は消えることがないんだろうなぁ。一緒に頑張りたいな、そう思える会社になるようにしたい。

んでもってこの3人を軸にして(3名ともまだ20代!)機械も人数も増やして大阪の加工屋から日本の加工屋になれますように。いつの日かハワイ支店を作って幸せな余生を過ごせるように日々技術を磨いていきたいと思います(笑)

しかし、最近マシニングが若干暇で(´;ω;`)

技術もそうですが経営の御仕事勉強しないとな、と思う毎日です。。。

 

 

大阪府は八尾市の加工屋 株式会社テラダの中の人はこないだからなにわの名工です(笑)

 

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