純ニッケル
難削材続き、な毎日ですが今日は試作です。
純ニッケルにΦ1.5 深さ8.5ミリを空けれるのか、というチャレンジ企画です(笑)
東京出張した際にこの打ち合わせをさせて頂いてて。この加工が問題なくできたら今後数千という数で御注文頂けるとかそうじゃないとか(笑)
いやまぁ注文はひとまず置いておいて(捌けるか疑問なもんで)
とりあえ加工可否を判断しましょう。
1.5φドリル 深さ8.5ミリ
さぁ、何個できるかな。ってなモンです。
さてさて、その前にとっても厄介な純ニッケル(Ni201)。
何が厄介って溶着島倉千代子。
いやほんとにしまくりマクリスティ。
なんてったって。高耐食性、耐熱性、高強度、熱膨張制御、軟磁性、中性子吸収な特性を持ち、海水淡水化、原子力、半導体、太陽電池、燃料電池などの最先端技術に要求される厳しい環境で御活躍できる組成を持たれる材料様ですもんね。鬼のような難削材っぷりです(笑)
で、とりあえずいらない材料をもらってたので開けれるだけテストカットしてみました。
無事完了。
しかし、めちゃ条件遅いですね。
リーディングが油断したら溶着する始末で。ほんと厄介な材料様っぽいです。
1か所30秒くらい掛かりました、1.5φにしてはめっちゃ遅い。
でもまぁ無事に穴開いたし、刃物欠損も無かったし、穴潰れることも無かったしテストカットとしては優秀だったと思います。
先方に結果伝えたら、喜んで頂いて・・・
次は裏側M2でテストカット行ってみよう、となりまして。。。
M2・・・・
いやぁぁぁぁ(/ω\)
ちょっと無理じゃないかなぁ、、、
この手の素材がイケるM2タップは普通の粉末ハイスしか見当たらなかったような・・・
難削材続きで少し心が折れている八尾市の町工場 株式会社テラダ の中の人です(笑)
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