ICFフランジ

真空関係の御仕事されている方ならよくご存じであろうICFフランジ。またの名をコンフラットフランジと・・・

そのICFフランジをよく製作しますが、これがなかなかの曲者で。

このICFフランジには鋭利な溝というか山がありまして、その山で銅パッキンやパッキンをつぶしてシールするんですが・・・。

まぁ、その形状が各メーカー様によって違う(°Д°)

一応、データーとして各種そろえていますがなんの役にも立たないことが多くてその都度、形状に不安を覚えながら加工しております。

こんな感じのエッジが必要なんですが各メーカー好き勝手な角度・寸法で作られています。

で、今回は御客様がどこぞの町工場様で製作して頂いたICFフランジの溝の修正加工の依頼がありました。

光の加減で見えにくいのですがエッジの部分にちょこっと傷ができていました。で、その傷を修正、と書けば簡単ですが、話はそうではなく。フランジの端面を-0.1~2程度全切削しもう一度エッジを立て直すという加工を施します。

で、加工終了。

写真反射してイマイチわかりにくいですが新品と同様!いやそれ以上の輝きを取り戻したエッジとなりました。

ICFフランジ製作していますので自分のとこのフランジならもっと簡単にできるんだけどなぁ、と思いながらは内緒です。

超高真空装置でおなじみのICFフランジの別注承ります八尾市の町工場 株式会社テラダ です♪

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