博士と彼女のセオリー
3月23日、八尾アリオにあるMOVIXにて「博士と彼女のセオリー」を観て来ました。
月に1度は映画を観ると決めて早数年。
どんなに忙しいときでもレイトショーに駆け込む時間は作ります。
それが俺の忍道だっ。
で、月1回は映画館にて観ます。
あまり時間がないので基本的にレイトショーですが、時間がない以外の理由もあるのです。
それはレイトショーは観客が少ないからなのです。
少人数の映画館ってとっても静かなんですよあの映画が始まる時のちょっとした音の無い世界がさぁ映画みるぞっ、って雰囲気を作ってくれて映画に入りやすくな・・・る気がします。
で、昨日観た映画はアカデミー賞から話題になっていたのでとっても待ち望んでいた映画でした。
あらすじですが、
天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。
私はホーキングさんがALSだということを数年前に知りました。
子供の頃ニュースで見た彼は電動車椅子と電子音の声で宇宙の分野での有名人なんだぁ、レベルだったのですが今回の映画で彼の事をとてもよく知ることが出来ました。
ちなみにこの映画ではALSという言葉がたった1度しかでてきませんでした。
そもそも病気の事はあまり描写されずあくまでスティーヴン・ホーキンスの生き様を追っており、その目標への前向きな姿勢と家族との絆が丁寧に描かれておりました。見終わった後もとても爽やかな気持ちになりまして、しっかり頑張らないとな、と改めて身が引き締まる思いでした。
主演には『レ・ミゼラブル』などのエディ・レッドメイン・・・。
レミゼラブルの時から気にはなっていましたが、ほんと素晴らしい演技でした。演技を評価できるほど自分は演劇を理解しているとは思いませんが、それでもいいものはいい。それだけは声を大にしていいます。アカデミー賞の主演男優賞をとったのも納得できますね。
ここでちょっと話題変わりますが、私のブログにもHPにもリンクを貼っているのですが、小学生からの友人・河田君が「ALS FRIENDS JAPAN」 という団体を作っております。
彼は2011年にALSを発症しました。
それからずっと毎日・・・そう毎日病気と戦っております。
ブログを見ていますと株の事やらでちょっと病気の事を忘れてしまいそうにもなりますが、それはもうほんと大変な事だと思います。
僕たちに何ができるか、といっても何もできないかも知れません。
でも、できることもあるかもしれません。
日本ではまだまだボランティアや寄付は日常に根付いていないと私は思っています。
ボランティアしろ~、寄付よこせ~、なことを言いたいわけではもちろんありません。
忙しい日常でしょうけど、少しだけでも自分に出来る何か、を考えることがとりあえずの第一歩ではないでしょうか。
河田君のブログのリンクを貼っておきますのでもしよかったら御覧なって下さい。株の勉強にもなりますよ♪