お前に食わせる端面はねぇ

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何やらつまらないタイトルですが、端面の溝加工をしてて思いついたので察して下さい(笑)

旋盤にて市販の交換型チップで対応できないときは手研ぎのバイトの登場となりますが、数有る手研ぎのバイトでも端面の溝は(初心者の頃は特に)苦手な加工内容でした。

バイト自体がある程度の大きさがあれば何の問題もありませんが(現実的な深さのお話です)小さくなればなるほど細くなればなるほど厄介な代物になります。

 

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ちょっと見難いですが、持っているフランジの端面に幅2ミリ、深さ2.5ミリの溝が入っています。

 

・・・え、これが何?

って加工ですよね(°Д°)

そう、ただの端面の溝ですよ。

こんな溝に苦労しています(汗)

でも、旋盤回したての時は簡単にバイト折りました(笑)

軸があるので市販の交換式の刃物は選定が難しく(ちゃんとは探しておりませんが)、2ミリと刃幅が細いわりに2.5ミリの深さがやっかいで。

材料はSUS304で、最終工程というハードルが余計に緊張感アップに繋がります(笑)

駆け出しの頃は兎に角切れ味を求めて切れる刃物を作ろうと研いでいました。それはもうピンピンに。

でも、それでは食いつきはいいものの刃物の耐久性が下がり、モチも弱い。だからどうしてもバイトの欠損になっちゃいます。

そんなこんなで、旋盤回して19年の私は、

何千本(ウソ?)も研いでいると判ってきたのですが、あまりキレすぎる刃物は具合悪いですハイ。

ちょっとキレ悪いくらいの研ぎ方の方が個人的には良好です。

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とりあえず、今回も折れずによかった(°Д°)

あ・・・

タイトル・・・

言いたいだけだった・・・

笑いのセンスは1ミクロンももちえてない 八尾市の町工場 株式会社テラダ の中の人です(°Д°)